ECサイトの運営者でもありお客様でもある
日々ECサイトの運営に携わっていて、自社の商品をどう売ろうかどう売ろうかということばかり考えていると、どーもお客様での視点っていうか、顧客心理を忘れがちです。
メルマガを構成しても売りつけようとしている空気がでてしまうというか…。
どんなお客様に向けたメッセージなのか?
どんな悩みを自社製品で解決してあげたいのか?
どんな心理でうちのメルマガを購読し、クリックするのか?
この辺を意識することを意識しないと、無意識に目の前の仕事だけに取り組んでいては、心がこもらないなと感じました。
自分が通販で買い物をする時に
こういった顧客心理を考える時に一番手っ取り早い方法は「自分が顧客になる」ことだと思います。
私もよく通販を利用します。通販で買い物をすると、だいたいのお店では受注完了メール、発送完了メール、フォローメールというメールが届きます。
その時に、メールの内容を読み「あーこの店舗はこういう風に書いてるんだなー」とか参考になる部分を勉強します。
他にもその店舗が発信してるメルマガも読んだりしますね。実際業務に関わっていると「タイトル」「企画内容」「デザイン」などで毎週毎週頭を抱えて悩んでいます。そういう時にちょっと他店舗のニュアンスを参考にしたり、頭を整理するのに役立てたりしています。
これらは実際にいろんなネットショップでお買い物をしてみて、お客さんになってみることで気づくことなので、そこはEC業界に関わっている人間として嫌煙することなく、調査の意味もこめて利用していくべきかなーって思います。
自社サイトを客観的目線で観察する
仕事をすることで始めて自社サイトの存在を知り、メルマガを発信し、商品ページを作成することになったと思いますが、実際に自社の商品を求めるお客様としてみてみるとどうでしょうか?
わかりにくい商品ページになっていないでしょうか?
流行の商品・欲しい商品がすぐに検索できるでしょうか?
思わず購入するようなLPになっているでしょうか?
作り手としては、時間をかけて作ったバナーをあれもこれも見てもらいたいという気持ちがあり、トップページにバンバン貼り付けてしまいがちですが、客観的に見ると「このお店はどの商品をお勧めしているんだろうか…?」とイマイチ伝わらない感じになっていたりします。
心からお勧めしたい商品があるのなら、その商品バナーだけをシンプルにトップへ掲載するなどの工夫が必要ですよね。