スマホもPCも使えるようになろう
こんなタイトルの記事、一昔前までは書かれるわけもない記事だったけど最近の若い方のPC離れから見ると、ちょっと離れすぎだなーっていう感覚があるので、書いてみました。
それだけスマホファーストな生活になってるってことですよね。
ネットサーフィンもスマホ、通販もスマホ、娯楽もスマホ、もちろん連絡手段もスマホ。
スマホ1台あれば、あとは必要ないよねって。だからスマホの操作をマスターしてしまえば便利だし、パソコンの難しい操作なんて覚えてなくても、支障ないよねって。きっとそんな感覚で今の10代、20代の人たちはあまりPCを触らないのかもしれません。
今30代の人たちにとっては、現状のスマホの位置にパソコンがあったんです。
今の若者がスマホを見るキラキラした目で、パソコンを見ていたわけです。そりゃ、パソコンの操作も覚えるよね。知らないうちにブラインドタッチできちゃってるよね。タイピングもゲームで覚えちゃう、みたいな。
ちょっと話が逸れましたが、じゃぁスマホだけ習得してPCを蔑ろにした場合に何がいけないのかを考えてみましょう。
仕事に支障をきたす
デスクワークを希望する場合、PCが使えない時点でかなり厳しいのが現状です。
日報を提出するのも、お客様に送るメールも、進捗管理も、店舗トップページの修正も、メルマガ発信も、ぜーんぶPCが使えなきゃできないんです。デスクワーク=PC。これはもう時代の流れとして受け入れざるをえません。
いくら日常でスマホを頻繁に使うとは言え、デスクワークな職種を希望するのなら、まずは最低限ブラインドタッチは習得しましょう。キーボードを見ずに全てのキーを押せるようになることです。手元を見ながらキーボードを打つのでは、手書きにとってかわる意味がありませんからね。
サービスはほぼPCで開発されているという現実
日頃スマホで見ているサイト、アプリ、動画なんかほほぼ全てPCで作成されているものです。なかにはスマホやタブレットでアプリを使用し、作成されているものもあるかも知れませんが、ごく一部といって良いでしょう。
つまり仕事をするうえで、サービスを提供する側になる場合PCによる作業が欠かせないということです。
iPhoneのアプリを開発する業務ならMacでの開発環境や操作を覚える必要がでてくることでしょう。一応Windowsでも開発はできますが、そこは両方の手法を理解し、開発内容によって提案していく必要があります。
ECの場合は、店舗ページの構築はすべてPC作業によってできています。商品の写真や個々のページの修正ぐらいならばスマホ、タブレットでもできなくはないですが、スピードや見た目を求められる場合、やはりPCによる作業は欠かせません。一度に大量の商品データ(CSV)を取り扱うことも、頻繁にあります。そういっ場合もPCによる作業が円滑です。
スマホは便利です。
しかし、スマホはまだ消費するためのツールだと私は思います。提供する側になる場合、PCによるサービス作成・提供は避けられないと思います。また10年後にはどうなっているかわかりませんけどね。